AI関連スタートアップとして注目を集めていたオルツ(Alt Inc.)。しかし2025年7月、公表された第三者委員会の報告書により、架空売上(循環取引)を含む粉飾決算の疑いが明らかになりました。本記事では、同社の監査法人の交代とその背景、問題の構造について詳しく解説します。
オルツの監査法人一覧
オルツに関与していた監査法人は以下の2社です。
- AW監査法人(旧任)
- 監査法人シドー(現任)
① AW監査法人(~2021年12月期)
AW監査法人は、オルツの2021年12月期までの監査を担当していました。ところが、架空売上を疑わせる循環取引スキームが確認され、同法人は「監査不能」という結論に至ります。オルツは取引スキームの形式変更を行いましたが、実質的な改善とはならず、契約は解除されました。
② 監査法人シドー(2022年9月~)
AW監査法人の契約解除後、2022年9月より後任として監査法人シドーが就任。以降の監査を引き継ぎますが、2024年の上場審査を含む監査においても粉飾取引を見逃し、結果として虚偽の財務諸表が公開され続ける事態となりました。
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なぜ粉飾決算を見抜けなかったのか?
第三者委員会の報告書では、粉飾を見逃した要因として以下の点が挙げられています。
- 循環取